詐欺の最新手口2026|巧妙化する罠の真相と防犯対策を徹底解説 - 複眼インデックス
警察庁が公表した警察庁の特殊詐欺最新データおよび組織犯罪対策の分析によると、特殊詐欺全体の認知件数・被害額は高止まりを続けており、なかでも「SNS型投資詐欺」と「SNS型ロマンス詐欺」を合わせた被害総額は年間1,000億円規模を突破する深刻な事態を迎えています。かつてのオレオレ詐欺のように「息子や孫を装って電話をかける」古典的な手法から、デジタル空間を起点とした手口へと主戦場が完全に移行しました。
この激増の背景にあるのが、警察当局が「匿名・流動型犯罪グループ(通称:トクリュウ)」と呼ぶ非固定的な犯罪ネットワークの存在です。SNS上で高額報酬を謳って募る闇バイトと特殊詐欺の経緯を辿ると、指示役は暗号化メッセージアプリの奥深くに身を隠し、リサーチ役、電話をかける「かけ子」、現金を受け取る「受け子」を使い捨ての駒として次々と調達する分業体制を確立しています。現場の捜査関係者は「末端の実行役をいくら検挙しても、指示系統のトップが海外に拠点を置いているケースが多く、抜本的な壊滅には国際連携が不可欠な段階に入っている」と危機感を露わにします。