耳に入った水が抜けない!綿棒Ngの理由と医師直伝の正しい水抜き法 - 複眼インデックス
Q1:頭を強く振って片足でケンケンしても水が抜けないのはなぜですか?
A1:外耳道の内部はS字に曲がっており、遠心力だけでは壁面に張り付いた水の表面張力を打ち破ることが難しいためです。無理に強く頭を振り続けると、頸椎の損傷や脳への揺さぶり、ふらつきによる転倒事故を招く危険があります。激しく頭を振るのではなく、首を傾けてティッシュのこよりを浅く当てるか、耳を温めて自然蒸発を待つアプローチに切り替えてください。
Q2:耳の中に水が残ったまま寝てしまっても大丈夫でしょうか?
A2:痛みやかゆみがない初期段階であれば、清潔なタオルを枕に敷き、水が入った側の耳を下にして就寝することで、睡眠中の体温による蒸発と重力によって翌朝には自然と抜けているケースが非常に多いです。ただし、翌朝起きても聞こえにくさや強い閉塞感が残っている場合は、耳垢が水分を吸って肥大化している(耳垢栓塞)可能性が高いため、耳鼻咽喉科での吸引処置が必要です。
Q3:子どもが耳に水が入って不快感から大泣きし、触ろうとします。どうすべきですか?
A3:小さな子どもの外耳道は大人以上に狭く皮膚も極薄なため、綿棒の使用は絶対に避けてください。子どもが暴れる中で綿棒を入れると、鼓膜を突き破る重大事故に直結します。まずは保護者が抱っこして落ち着かせ、水が入った耳を下に向けさせます。蒸しタオルを耳に当てて温めるか、それでも泣き止まない・痛がる場合は無理にいじらず、翌日すぐに耳鼻咽喉科を受診してプロに吸引してもらってください。