甲斐バンド『Hero』大ヒットの深層|テレビ拒否からオリコン首位へ - 複眼インデックス
Q1:『HERO』で有名な「新宿住友ビル」からの中継は、なぜそこまで伝説として語り継がれているのですか?
A1:当時、テレビの音楽番組で「スタジオを完全に飛び出し、超高層ビルの吹き抜けロビーからロックバンドが自前の音響で生演奏を行う」という演出自体が前代未聞でした。予定調和を嫌う甲斐バンドが、熱気と寒風が入り混じる現場で圧巻のパフォーマンスを披露したことで、歌番組の歴史そのものを塗り替える伝説の生放送となったためです。
Q2:甲斐バンドのメンバー構成は現在どうなっていますか?
A2:オリジナルメンバーであるギターの大森信和氏が2004年に逝去された後も、ボーカルの甲斐よしひろ、ドラムの松藤英男を中心に、元ARBのギタリスト・田中一郎氏らが加わる形で活動が継続されています。2026年の結成50周年を経て、2026年現在もサポートメンバーを含めた強固な布陣で精力的なツアーを展開しています。
Q3:『HERO』以外に初心者がまず聴くべき甲斐バンドの名曲は何ですか?
A3:哀愁を帯びたメロディが胸を打つ初期の代表曲『裏切りの街角』、冬のスタンダードナンバーとして定着している名バラード『安奈』、そしてソリッドなビートが際立つ『漂泊者(アウトロー)』の3曲が特におすすめです。これらを聴くことで、バンドの多彩な音楽性と進化の軌跡を一通り体感できます。