甲府放火殺人・遠藤裕喜の母親と家庭環境の全貌|裁判証言と生い立ちの真相 - 複眼インデックス
事件が発生したのは2026年10月12日未明のことでした。当時19歳だった遠藤は、同じ定時制高校に通っていた後輩の女子生徒に対して一方的な好意を募らせていました。しかし、LINEをブロックされるなど関係を拒絶されたことを契機に、強い復讐心と自暴自棄の感情を爆発させます。
遠藤は刃物やライター用オイルなどを周到に準備した上で女子生徒の自宅に侵入。居合わせた両親を相次いで刃物で襲撃して刺殺し、さらに住宅に火を放ち全焼させました。幸いにも2階にいた女子生徒と妹は脱出して命を取り留めましたが、あまりにも身勝手で残忍な凶行は日本社会に大きな衝撃を与えました。
警察の取り調べや公判の中で、遠藤は「自分を受け入れてくれない絶望感」「自分の人生を終わらせるために周囲を巻き込む」といった趣旨の供述を繰り返しました。この歪んだ動機の根底には、家庭内で一度も無条件の愛情を注がれなかった反動として、他者に対する過剰な執着と、拒絶された際の極端な攻撃性が直結していた精神構造が見て取れます。