湯テルメ谷川が温泉通を唸らせる理由とは?3つの源泉と混雑回避術 - 複眼インデックス
内湯エリアに並ぶ3つの石造り浴槽は、それぞれ注がれている源泉名が掲げられており、温度も肌触りも劇的に異なります。湯テルメ谷川の3つの源泉のプロファイルを読み解くことで、この施設の類まれなるポテンシャルが浮き彫りになります。
まず浴室中央に位置する不動の湯は、源泉温度が約60℃と非常に高温な単純温泉です。湯口から注がれる湯は極めてフレッシュで、身体の芯まで一気に熱を届けるキリッとした浴感が特徴です。交感神経を刺激し、血行促進と代謝向上を促す力強い湯といえます。
続いて隣接する河鹿の湯は、泉温約49℃前後のカルシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉です。肌にしっとりと吸い付くような重みのある浴感があり、塩化物泉特有の高い保温・保湿効果によって湯冷めしにくい性質を持っています。長時間のトレッキングやスキーで疲労した筋肉を優しく包み込み、鎮静させる働きに優れています。
そして愛好家から最も熱烈な支持を集めているのが、泉温約37℃〜38℃の微温湯である蛍の湯です。ヒトの体温とほぼ同等のぬる湯であり、自律神経の副交感神経を優位に導く鎮静効果があります。熱い「不動の湯」とぬるい「蛍の湯」を交互に行き来する温冷交代浴を実践することで、血管の伸縮が繰り返され、極上のリフレッシュ状態へと導かれます。