池袋事件の真相と現在|暴走事故から通り魔まで現場の全貌を徹底追跡 - 複眼インデックス
池袋で騒動が起きるたび、「池袋事件 ネットの反応」には事実無根のデマや誇張が混ざり合います。特に顕著な誤解として以下の点が挙げられます。
第一に、「東池袋暴走事故の加害者が逮捕されなかったのは特別扱い(上級国民)だったからだ」という言説です。捜査関係者の公式見解および刑事訴訟法上の基準に照らすと、加害者自身も骨折などの重傷を負い即座に入院治療が必要であったこと、証拠隠滅や逃亡の恐れが客観的になかったことから在宅起訴の手続きが採られました。特別扱いではなく適法な法手続きに基づくものでしたが、初動の情報発信の遅れがネット上の疑心暗鬼を招いた側面があります。
第二に、「池袋は現在も治安が悪化し続けている」という思い込みです。警視庁の統計データによると、豊島区内の刑法犯認知件数は2000年代初頭のピーク時から約65%減少しています。東口・西口ともに官民一体となった再開発が進み、女性向けカルチャータウンやファミリー層が集う劇場都市への脱皮が進んでいます。