東洋のナイアガラはどこ?吹割・曽木・原尻の真相とがっかり噂を検証 - 複眼インデックス
九州に位置する2つの「東洋のナイアガラ」も、吹割の滝に勝るとも劣らない際立った個性と高いホスピタリティを備えています。
鹿児島県伊佐市に位置する曽木の滝 鹿児島は、川幅210メートルという国内随一の圧倒的スケールを誇ります。平坦な川床を流れてきた膨大な水量が、巨岩が林立する滝口から一斉に砕け落ちる景観は、3大名瀑の中で最も視覚的な豪快さを感じさせます。滝一帯は「曽木の滝公園」として美しく整備されており、桜と紅葉の名所としても有名です。特に秋の紅葉シーズンに開催される曽木の滝公園 ライトアップは、夜の闇に浮かび上がる紅葉と、七色に照らし出された純白の瀑布が幻想的な幽玄美を演出し、県内外から多くの観光客を魅了しています。さらに、渇水期の夏場にだけ滝の下流の湖底から姿を現す「旧曽木発電所遺構」(明治時代に建設された赤レンガ造りの近代化産業遺産)は、まるで中世ヨーロッパの古城が沈んでいるかのような神秘的な廃墟美として知られています。
一方、大分県豊後大野市緒方町にある原尻の滝 大分は、のどかな田園風景の中に突如ぽっかりと巨大な馬蹄形の滝が現れるという、全国的にも極めて珍しいロケーションが特徴です。阿蘇火砕流の冷却面が整然とした柱状節理を形成し、幅120メートル、落差20メートルにわたって均整の取れたカーブを描いて落下します。滝の正面には木製の吊り橋「滝見橋」が架けられており、揺れる橋の上から滝の全貌を正面から見下ろすことができます。
原尻の滝の大きな強みは、アクセスの良さと拠点となる施設の充実度です。滝に隣接する「道の駅 原尻の滝」は、トリップアドバイザー等の口コミサイトでも原尻の滝 道の駅 評判が極めて高く、「地元産のカボスソフトクリームや豊後牛を味わいながら、徒歩1分で名瀑へアクセスできる道の駅」として週末には満車になるほどの賑わいを見せています。川原に降りて滝壺のすぐ側まで歩いて行ける親水性の高さも、他の滝にはない大きな美点です。