本を借りる場所から「街の知恵袋」へ。2026年、変貌する文化拠点の最前線 - 複眼インデックス
開館時間の延長も、市民の生活リズムを大きく変えた。週末の夜、館内の照明が少し落とされ、シックなジャズが流れる「ナイトライブラリー」がオープンする。仕事帰りの社会人がグラスを片手に専門書を開き、時には外部から招いた専門家によるトークイベントに耳を傾ける。
サードプレイスとしての機能を極限まで高めたこの試みは、これまで図書館から足が遠のいていた20代から40代の働く世代を劇的に呼び戻した。街の夜の過ごし方に、まったく新しい選択肢が生まれた瞬間と言える。