多田修平の177Cmは世界と戦う「理想のフレーム」か?ロケットスタートの真象と2026年最新スプリント進化論 - 複眼インデックス
多田修平の最大の武器といえば、前半30メートルまでに後続を引き離す圧倒的なロケットスタートだ。スプリント競技における加速フェーズでは、接地時間の短さと地上へ加える力のベクトルがすべてを決める。身長177cmという体格は、重心位置が高すぎず低すぎない絶妙なコントロール領域を提供する。
長身選手にありがちな「動き出しの重さ」を排し、ピッチ(歩数頻度)を爆発的に高められる点が最大のメリットだ。低重心からの前傾姿勢を鋭い角度で維持しつつ、一歩一歩のパワー伝達を無駄なく地面に叩き込む。この初期加速の切れ味は、177cmというフレームだからこそ実現できる物理的優位性と言える。