一人暮らしのガス代平均はいくら?プロパン格差の真相と節約術【2026】 - 複眼インデックス
一人暮らしの節約議論において最も意見が分かれるのが、「湯船を張るのとシャワーだけで済ませるのとでは、どちらが安上がりなのか」という問題です。現場の流量計測データをもとに、その損益分岐点を検証します。
一般的なシャワーヘッドの吐水量は毎分約10〜12リットルです。仮に毎分12リットルの設定でシャワーを浴び続けた場合、消費する湯量は以下のようになります。
- シャワー10分間:約120リットル(都市ガス換算:約50円〜60円 / LPガス換算:約90円〜110円)
- シャワー15分間:約180リットル(都市ガス換算:約75円〜90円 / LPガス換算:約135円〜165円)
- シャワー20分間:約240リットル(都市ガス換算:約100円〜120円 / LPガス換算:約180円〜220円)
対して、一般的な賃貸アパートの浴槽(単身用160〜180リットル)に8割程度のお湯を張る場合、必要な湯量は約140〜160リットルです。これに洗髪や身体のすすぎで使うシャワー3分間(約36リットル)を加えると、合計湯量は約180〜200リットル程度となります。
ここから導き出される結論は極めて明快です。シャワーの連続使用時間が15分未満であればシャワー単体のほうが安上がりですが、15分〜20分以上出しっぱなしにする習慣がある場合は、最初から湯船にお湯を張って身体を温め、シャワーの使用時間を削ったほうが総コストは低く抑えられます。シャワーを流しながら頭や身体を洗う癖がある単身者は、知らぬ間に浴槽1.5杯分以上のお湯を排水溝へ垂れ流している計算になります。