ブロンザーとは?シェーディングとの違いや小顔・垢抜けの塗り方を徹底解説 - 複眼インデックス
コスメ売り場やSNSで頻繁に見かけるものの、シェーディングとの違いが曖昧なまま使っているケースは珍しくありません。一見するとどちらも「茶色い粉や液体」に見えますが、メイクアップにおける目的と処方設計は対極に位置します。
シェーディングの役割は、顔の余白を削り落とし、意図的な「影」を作り出すことです。そのため、人の肌の影色に近い黄みのないグレイッシュなトーンや、光を反射しない完全なマットテクスチャーが採用されます。エラを削る、鼻筋の脇を掘るといった、骨格を視覚的に収縮させる引き算のメイクです。
一方、ブロンザーの原点は「太陽のキス(Sun-kissed glow)」と呼ばれる、陽光を浴びた時の生き生きとした温感を再現することにあります。ベースには温かみのあるゴールド、テラコッタ、ウォームベージュが配され、肌のくすみを飛ばす超微細なシマーパールが配合されている製品が主流です。影を作って引っ込めるのではなく、光と温感を足すことで肌にハリとメリハリを与えるという決定的な違いが存在します。
立体感を極めるコントゥアリングメイクにおいては、両者を役割分担させるのがプロの常識です。フェイスラインの骨下や鼻根には影色のシェーディングを潜ませ、頬の高い位置や額のカーブにはブロンザーを重ねることで、不自然な黒ずみを防ぎながら、洗練された立体感を手に入れることができます。