スナップボタンの縫い方完全解説!取れない&表に出さないプロの裏技にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
衣服の補修やハンドメイド制作では、手縫いタイプのスナップボタンのほか、専用プライヤーや打ち具で金属のツメ(爪)をカシメて固定するアメリカンスナップの付け方(リングスナップ、プランサースナップとも呼ばれる)も広く採用されています。用途に応じた最適な留め具の選定基準を以下の比較表にまとめました。
種類・留め具タイプ固定方式と所要ツール耐久強度・保持力最適な生地・推奨用途手縫い金属スナップ
(4つ穴タイプ)手縫い針・手縫糸のみ
(特殊器具不要)中〜高
(縫い付け回数で調整可能)ブラウス、ジャケット見返し、ワンピース、高級婦人服全般アメリカンスナップ
(リング・ツメ式)専用マルチプライヤーまたは
専用打ち具+ハンマー非常に高い
(生地ごと噛み合わせ固定)ベビー服(ロンパース)、パジャマ、アウトドア用品、デニムプラスナップ
(樹脂製スナップ)ハンディプレス機
またはワンタッチ式(手押し)中程度
(金属アレルギー非該当・錆びない)スタイ、介護服、レインウェア、軽作業用バッグ内袋手縫い包みスナップ
(布巻き仕様)手縫い針・絹糸など
(共布で覆ったボタンを使用)中程度
(金属露出がなく生地を傷めない)フォーマルドレス、ウールコート前立て、着物関連
表から分かる通り、道具を持たない日常的な衣服の修繕や、薄手〜中肉の上質な布地には「手縫い金属スナップ」が最も汎用性に優れています。一方で、頻繁な洗濯と強い引っ張りが加わるベビー服などには、生地をリング状の爪で挟み込む「アメリカンスナップ」が物理的な耐久性の面で有利となります。