2026年スパイス最前線:近所の「本場インド料理」が今、日本の食文化を塗り替えている理由 - 複眼インデックス
日本のスパイスシーンが世界中の美食家から注目される最大の理由は、日本ならではの厳選食材との融合にある。北海道産のズワイガニを使った濃厚カレー、九条ネギをたっぷりあしらったタルカ(スパイスのオイル加熱)、さらには国産の昆布出汁を隠し味にしたフィッシュカレーなど、現地にも存在しない革新的なアプローチが次々と誕生している。
来日したインド人シェフたちは口を揃えて「日本の魚介や野菜の質の高さは世界一だ。この素材に我々のスパイス調合技術を組み合わせると、本国を超えた新しい味が生まれる」と語る。伝統へのリスペクトを保ちながらも、日本のテロワール(風土)を活かした一皿は、まさに日印文化の豊かな化学反応と言えるだろう。